インド旅行記 Desert Country編

インド旅行記 Desert Country編(タール砂漠)1 「成田からデリーそしてジャイプール(Jaipur)ラジャンスタン州」

旅行経路

 

今回の旅はデリーからスタート。

ジャイプール(Jaipur)からは車での移動150kmナワルガル(Nawalgarh)192kmビカネール(Bikaner)330kmジャイサルメール(Jaisalmer) 295kmジョドプール(Jodhpur)285kmウダイプール(Udaipur)と6つの街や都市を巡る旅になる。

2013年2月1日

今日からインドに旅立つ。「インドに行くのは今回で6回目だから慣れた物だよ」
言いたいが、今回はちょっと違う。

いつもは主人の家があるチェンナイを拠点として、南インドを中心に旅をするのだが今回はラジャスタン州を巡るという私たちにしては壮大な個人ツワーを企画したのだ。

ラジャスタンこそが日本人が描くインドその物だ。マハラジャに代表されるようなインドを一度は見ておきたいという思いと南インドとは全く違うペルシャ文明やシルクロード、ムガール帝国の影響を受けながらも、臆することなく抵抗そして対等な位置を守り通し、最後はイギリスとの協定を作り自分たちの部族を守ったラジャスタンのマハラジャ達。その栄華の香りと残響を知るために企画した旅行だ。

主人の友達のMr.Kapoor(カプールさん)に無理を言ってツアーを作って頂いた。

彼が「アジャンタ・スペシャル・ツアー」と名前を付けたツアーの内容は「大丈夫かしら!」と私がつぶやいた程の強硬スケジュールになっている。ところでMr Kapoorとは何者か

Mr Kapoor日本で初めてのインドに関するTVやパブリシテイーのコーデイネーターを始めた人である。

かの有名な遠藤周作さんの小説「深い河」を映画化した時もすべて彼のコーデイネートによるものでNHKの「インドの衝撃」など言えば数えきれないほどの作品を手掛けた人である。Reonald InterCommunication Inc.(彼の会社)

その彼が「ラジャスタンに行くならここは外せないよ」という場所と主人が行きたいという場所を10日間という限られた日数でアレンジして頂くと「大丈夫かしら??!!」という私のつぶやきになるのだ。(ちなみに主人が行きたい場所とはタール砂漠の中にあるジャイサルメール。パキスタン国境までわずか90キロに位置する。)

成田国際空港にて

成田国際空港第一ターミナル。いつもならANAのラウンジで軽く食事をしながら飛行機に乗る前のメールチェックなどをするのだが、今回のANAデリー線のゲートがANAラウンジからはとても遠く、ゲートに近いUAのラウンジを使うことにした。

だがこのUAのラウンジの異常な混雑と、この混雑のせいなのか食べるものが無い!!!テーブルの上は汚い!!最悪のラウンジを後にお腹を鎮めるためにも「何か食べようよ」と入ったのが鮨屋!トランジット内の鮨屋に入るのは初めてだ。ここも混んでいたがカウンター席がちょうど空いて運よく座ることが出来た。

主人は「三崎のマグロ盛り合わせ鮓」私は松竹梅の中から日本人ですね~~竹を注文。

落ち着いて周りを見渡すと「エ~~~外人だけだ~~」たまたまかもしれないが日本人は私たちだけ!!隣に座っているフランス人は冷酒を片手に刺身を食べているし、主人のとなりの英語人は握ってもらってる!!みなさん大したもんですね!!日本を去る前に最後の鮓をってな感じですかね。

またその鮨屋(名前がわからない、33番ゲート付近)が美味しいんです!鮓飯に赤酢を使い、甘くない鮓飯で、ネタも上等!!ちょっとびっくり。

「この味なら日本の恥にはならぬ~~最後に美味しい鮓を食べて帰って頂く事が出来て日本人として嬉しいことだ」などと変に感心している私でした。

最近インドにはムンバイ経由チェンナイと言うコースで行くことが続いていたのだが、今回はラジャスタン州を回るので久しぶりにデリーに向かう。

成田を17:20に立ちデリーに翌2日0:20分に着く。(飛行時間約11時間30分で日本との時差は3時間30分。)

5年ぶりのデリー

インディラ・ガンジー空港も新しく建て替えられ見違えるほど綺麗で巨大な国際空港に変わっていた。本当にインドの変化の速さには驚かされる。

デリーでの宿泊はジェイピー・バサント・インターナショナル このホテルのオーナーはインドの鉱山会社であり、インドに初めてF1レースを開催した会社でもある。F1の開催は2011年ムンバイで行われた。前評判はあまり良くなかった。誰が高いチケットを買って見に行くのかと言われていたが、蓋を開けたら大成功!!若者の感覚を掴むのも大変に難しいことのようだ。)

5年前に初めてデリーを訪れた時に泊まったホテルなのでとても懐かしい。このホテルのブレックファーストでヤクルトに出会い喜んだ事を思い出す。今回もヤクルトがありました!!

フランスのダノン社と提携してインドに進出したヤクルト!!何かしら提携ではダノンと問題もあったみたいだが無事に乗り越えたと聞く「良かった」だって日本のヤクルトおばさんシステムの構築がインドでも成功していると聞くからだ。女性の仕事がそれだけインドで増えるのだから、別に手に職がなくても真面目に一生懸命やれば出来る仕事がある事は良いことではないか。

(ヤクルト)

(ブレックファースト)

ジャイプールに行くフライトが夕方なので昼過ぎまでの時間を今日から開催が始まるインドクラフトフェステイバルに行く予定にしていたが、インドの首相が急に挨拶をするとかで道が止められたり、警備が非常に厳しくなるので時間が読めないから行かないことになる。

インドの有名な工芸品や美術品が集まるのでぜひ見てほしいとカプールさんに言われていたので残念だがしょうがない。せっかくだから車で街を見て回り、ランチはタージパレスで!!


(デリー国会議事堂)

「ベジクラブサンドウイッチ」をテラスで頂く。

(ベジクラブサンドイッチ)

(タージパレスホテル)

ジャイプールに到着

17:20のフライトでデリーからジャイプールに入る。フライト時間はわずか45分。 またまた相変わらずのインド飛行機乗客模様!!離陸間際まで携帯電話を使う人多数!!離着するなり携帯電話の音が鳴り出す!!凄いです。「離着するのを見ているのかしらね~」この驚きは初めてインドに行った7年前からずーっと変わらない。

ジャイプールでの宿泊はGOLDENN TURIP。小規模ながら良いホテルだ。

夕食はホテル内のレストランのビュッフェ。初めて食べるラジャスタン料理、ビュッフェなのでよくわからないが、黒ダールのカリーとチキンのカリーをパロタで頂く。南のカリーに比べ使っているスパイスの数は少ないようだ。でも美味しい!!

レストランがとても暗くて写真は撮れなかった、残念。

 

次回からラジャスタン・ジャニーのスタートです。まずはジャイプールのアンバー城にいきますから!!


(アンバー城)

楽しみにしていた下さいね。

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