インド旅行記 Desert Country編

インド旅行記 Desert Country編(タール砂漠)4 「Bikaner(ビカネール)」

これまでの旅行経路

 

2月5日(火)

ナワルガルを朝8:45分に出発。ビカネールまでは192 kmの道のり。
ビカネールの位置はタール砂漠の三角地帯の北端

中央アジアとインド北部を結ぶ古代キャラバンルート上に建設された、貿易の中心地だ。

ナワルガルから砂漠に向かってハイウエーを順調に進む、景色の変化はナワルガルを出てすぐに木々が少なくなり、気がつけばTVで良く見る砂漠の風景の一つで乾いた植物が丸く固まっている姿があちこちに現れる。強い風が吹けばコロコロと転がっていくような!!砂漠と言っても一面が砂という情景ではないが、地面の表面は砂でその下はローム層になっているらしい。木といえる木は生えていない。

(街に入ると樹々は植えてある、それは街には地下水があり、地下水があるからこそ砂漠のオアシスとなりキャラバン隊の中継地点となるのだ。)

何故ビカネールに行くの?と私がたずねる。
Jaiさんがジャイサルメールに行きたいと言うので中継地としてビカネールを入れました。ビカネールで駱駝にでも乗って来てくださいねMr.Kapoorは答えた。
「中継地って?私が聞く。
ナワルガルからジャイサルメールの距離は500km以上あります。ハイウエーとはいえインドのハイウエーですからね!無理はしない方が好いです。
という事でビカネールによる事になったわけで、あまり期待は寄せていなかった。
駱駝ですか……….fumu

ビカネールに到着

ビカネールのホテルに着いたのは昼過ぎ。
Ganaga Mahal Palaceこのホテルもヘリテージホテル。
部屋はとても広く床はマーブル、天井も高く、ベッドも高く…だが古い!!ああああー夜は冷える~

ナワルガルも夜はヒーターを入れました。ヒーターと言っても小さな置き型の電気温風機です。このホテルも同じ温風機!?部屋の広さは倍以上あるのに~大丈夫
 

私たちのドライバーが今朝から咳き込んでいるのだ。いやな予感が過る。

 インドの季節は夏と冬の二つの季節。2月はインド全体が冬の終わりに近づいた頃、そして3月から夏に入っていく。北インドと南インドでは同じ冬と言ってもまったく気温は違う。北インドの冬は0度まで下がるところもあるが南インドでは20度全後最低気温だ。砂漠気候の冬は氷点下になる場所もあるという。夏は摂氏45度以上というから大変厳しい気候だ。(大まかな気候です。)

と言う訳でまだこの砂漠地方の夜は気温が低く暖房が必要なので、電気温風機がおいてあるのです。

ホテルでガイドが待っています。
今日の予定はパレスを見学してその後は駱駝研究所の見学、そして車で一時間ほど走った場所から駱駝に乗って砂漠を1時間程歩きます。そこで夕日を見てまた車で一時間走ります。ホテルに戻るのは夜の8時ごろになるかな..
ちょっと待って、駱駝に乗るのに車で1時間?駱駝に1時間で帰りも車で1時間という事は3時間かかるの?
そうです
明日はジャイサルメールまで330kmのドライヴ!!その事を考えると今日は早めに休みたい私。夜の8時にうまく帰れたとして、それからデイナーなんて!!!
駱駝に乗りに行くのはやめない?と聞くと
そうだね、無理しない方が好いかもねとJaiさんは言ってくれた。
まだ先は長いしね~~
それを聞いたガイドも心なしか嬉しそう。ちょっときついスケジュールですねと一言。

ビカネール要塞

さてパレス要塞(城塞)見学です。ビカネール要塞は15世紀の後半から建築が始まり1921年までの間増築さる。時代によりヒンデイスタン、ペルシャ、ムガール様式を用いた建物。ジャイプールとはまた違う趣のパレス要塞。この地もシルクロード交易により巨大な富を得たマハラジャが築くシルク、ウール、オピューム(阿片)がシルクロード交易の主流だ。

オピューム?」「そう麻薬ですが医療に使われたのですよ。
それだけではないでしょうが!!とつぶやきましたが!
このパレスも贅がほどこされた立派な建築物です。ビカネール城塞にはあまり期待を寄せていなかったが、いざ来てみるとまた違うパレスの魅力に惹きつけられる。やはりそこに住む人間の趣味や個性が映し出されるのか?

写真で観賞して下さい











城塞を後に駱駝の研究所に行く。国立駱駝研究所と書いてある。へー国立なの?簡単に言えば駱駝牧場?に見えますが。

そういえばナワルガルでも駱駝が荷物を運んでいた。ビカネールでは当たり前に駱駝が街を歩いているし、リヤカーを引いて物を運んでいる。

国立駱駝研究所とは駱駝の飼育及び研究と駱駝病院も兼ねている。飼っている駱駝が病気になったらここで治療を受けたり、入院もできるのです。ここは駱駝の病棟や、身ごもった駱駝が入れられている敷地とか生後1年までの駱駝、生後2年の駱駝、大人の駱駝、種付け用の駱駝の雄とすべて柵で仕切られている。

牧場なので当然駱駝のミルクも売っている。試しに飲んでみようかな!と言ったら
本当に不味い!!絶対やめた方がいいとガイドが言う。お腹でも下したらこの先の旅が思いやられるので飲むのは止めた。きっとやめて正解だと思う。

なんだか一気に疲れましたが駱駝に乗りに行かないのなら、ジェーンテンプルに行きましょうと連れて行かれたジェーンテンプルは個人の所有の寺だという。
   

寺の所有者はマルワリの金持カルカッタに住んでいるがここをジェーンの信者に解放しているのだとか。ジェーンとはジャイナ教の事でジャイナ教はインドで1パーセントの信者しかいないが、ジャイナ教の信者には金融業や宝石商で大きな商いをした人が多くインドでも有数の金持として知られている。

ホテルで夕食

ホテルに戻りシャワーを浴び、砂埃を落としスッキリとしたところで、レストランに行きましょうと行ったら、何やらレストランは団体客でごった返しているではないか!!
「あ~~ア」と一言。
ルームサービスに変更!!とレストランでオーダーを入れて部屋へもどる。

今晩のメニューはピーナッツのマサラ 、ポテトマサラベジタブルスープにパン。
   

ピーナッツマサラは生のピーナッツを皮ごと茹でて、タマネギのみじん切りとチャットマサラ(スパイス)とレモンを絞って混ぜ合わせる。ピーナッツの季節に食べる料理です。とてもアッサリとしていながらピーナッツの甘さとコクが効いた一品。
ポテトマサラは日本でいう新じゃがの季節でほこほこしたジャガイモがヒング、クミン、などのスパイスでキリット!!味付けされている。
おいしい夕飯でした。

 ※ヒング アサフェティダといい、セリカの二年草。くさい匂いがするが油で炒めるとたまねぎを炒めたような香りに代わる。
※チャットマサラ 何種類かのスパイスと塩で味を付けた調味料。

次回はいよいよタール砂漠のど真ん中!!

ジャイサルメールです。

乾いた美しさを楽しみに!!


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