インド旅行記 Desert Country編

インド旅行記 Desert Country編(タール砂漠)7 ラジャスタン州を巡る最後の街 「Udaipur(ウダイプール)」

これまでの旅行経路

 


(今回の目的地 ウダイプール)

2月9日(土)

朝一番に出発をする予定だったが、私の体の具合に合わせて、午前11時という遅い出発になってしまう。
ジョドプールからウダイプールは地図を見ていただくと分かるように!?(この地図では山は分からないか~、)山越えをする。
砂漠地方を去り、山を越え、そしてラジャスタン州を巡る旅の最終地点湖の街ウダイプールを目指す。

ジョドプールでマハラジャのドクターに診察してもらい、薬も飲んでどうにか咳もしずまり、身体も少しは楽になっている。道が良ければ言う事はないのだが!
そうは問屋が卸さないだろうが!!

 ジョドプールまでの道のりとは違い砂漠を離れ、山を越えるので今までにない、緑の景色が現れる。少々のガタガタ道でも緑の彩があれば気は晴れる。

木や植物がいかに人にとって大切かを自然は教えてくれる。
緑が目に映ると心に潤いが湧いてくる。空気の中の水分を体は感じる。
人間の体の反応の凄さにびっくり!!

山越えの途中で休憩。

「緑に囲まれて飲むチャイの美味しいこと!!」
砂漠の乾いた空気の中で飲むチャイも格別だったが、山の木々に囲まれ、鳥のさえずりを聞きながら飲むチャイもとても素敵!なんと私は贅沢な言葉を発しているのだろうか。

ウダイプールに到着

無事、ウダイプールに着く。

湖面の輝きに目はクラクラ!!
ウダイプールは湖の街。大きな湖(ピチューラ湖)、自然湖、人造湖が点在している水の豊かな街。

 このウダイプール創設者のマハラナ・ウダイ・シンは、ムガール帝国のアクバル皇帝により首都チットルガールを追いやられピチューラ湖に新しく首都を建設する。

サンセットクルーズに行く予定だったが、ウダイプールに到着したのが遅く、間に合わない。サンセットクルーズの響きに惹かれていたのだが仕方がない、残念
デイナーはホテルのレストランで、夕日に沈むレイクパレスを眺めながら。

いつの間にか陽が沈み夜に。

2月10日

シティパレス見学
私たちの泊まったホテルもシティパレスの一部である。
ウダイプールのシティパレスラジャスタンで一番大きいパレス

このパレスも完成までに400年かかったという。

 ガイドがホテルのロビーで待っている。とても気のよさそうな、ガイド歴30年のおじさん

シティパレスはとても大きいです。中は迷路が沢山あり、急で狭い階段も数多くあるから足元には気を付けて下さいねと言われる。
見ただけでこのパレスの巨大さはわかる、それに高さもある。
そうか今日も頑張ってパレスの中を登ったり、下りたりですね!」と言い聞かせる。
パレスは近年修理が進み段々と美しさを取り戻しつつあるのですよとガイドが嬉しそうに言う。
それと、ウダイプールはガラス工芸と銀細工融合が有名で、シティパレスの調度にも多く使われていますよ。
後は写真で解説だ





ステンドグラスの窓や透かし彫りの戸など美しい装飾がここかしこに。
 

いままでのフォートやパレスも結構歩いたつもりでいたが、ここシティパレスの歩くこと歩くこと。歩き疲れる私達を見ながらガイドこの廊下を抜けたら休憩しましょう!!
何か思わせぶりな言い方をする。暗く狭い廊下の先に明るいが溢れている。
「何??」明るく広々と木の木陰が涼しげな庭が目に飛び込んできた。
ここは空中庭園と言われています。水遊びをする場所でもあるのですよ」とガイド。
なるほど、浅いがけっこう大きいプールのような物がある。ここに水を張ればプールになる~そして庭園らしく綺麗に木も植えてある、立派な庭園だ。

子供たちが遊んでいたの?と聞くと
いや、裸の女の人マハラジャのためのプールですよ!まあ~ハーレムですね!
ほう~ハーレムですかとJAIさん。
今までに行った、マハラジャのパレスにも、正妻以外の女性の部屋が幾部屋かあったことを思い出す。

また上り下りを繰り返す。






パレスの一番高い所から眺める街の景色の良さインドという国の多彩な自然を感じずにはいられない。
ジャイプールピンクシテイー、ジャイサルメールゴールデンシティー、ジョドプールブルーシティーそしてウダイプールがホワイトシティー
街の取り決めで色を決めている所がジャイプールとジョドプール
自然石で建物を建てるので石の色が街の色に成っているのは、ジャイサルメールとウダイプール。


ようやくこの巨大なパレスの見学を終える。
きのう、レイクのクルーズに行かなかったから、これから行きましょう!!
ただ残念ですが、レイクパレスホテルには入れないのです。3年前から宿泊者以外の立ち入りは出来なくなりました。とガイド
映画「007 オクトパシー」レイクパレス舞台となり一躍有名になる。
007で使われた船が今でも湖に浮かんでいる。


どうしてレイクパレスに宿泊者以外が,行けなくなったかは、当たり前と言えば当たり前の理由!!
観光客が日帰りでホテルに遊ぶに来る。騒がしく、写真を取りまくり帰って行く。
宿泊客に迷惑になる。

もう一つのレイクパレスへ

もう一つある、レイクパレスは観光地になっているのでそこに行ってみる事に。
ボートで渡り、そこでランチを食べ、少し湖をクルーズをする。
 




湖の上から眺める、シティパレスとレイクパレス、それはとても美しく優雅なものである。

そろそろウダイプールともお別れ、空港に行く時間が迫ってきた。
空港での待ち時間、コーヒーショップでコーヒーとマサラチーズトーストを食べる。
スパイスとチーズのコラボ!!Good!

やさしいガイドさんは私たちが空港のトランジットに入るまで見送る。
「さよなら、ガイドさん。グッバイ、ラジャスタン

大好きなムンバイに出発!!
ムンバイアジャンタスペシャルツアーは終わる

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