ラジャスタン州巡りツアーを終え、無事にチェンナイの我が家へ帰りました。
外食続きの旅から解放され、おふくろの味ではありませんが、家庭料理に飢えていた私達です。クックのインディラのてらいの無いシンプルな家の料理が楽しみです。
朝の目覚めと共に、インドコーヒーを入れてくれる、インディラ。
「Good morning!!」
「Have a coffee?」
「Yes Please 」
庭の大きなアーモンドの木の下で飲むミルクコーヒーの、なんと香しい事!!
チェンナイに帰ってきたのです、私が生まれたわけでもなく、ただ主人の家だというだけなのに、それもまだ、チェンナイに来るようになって8年ぐらい?!なのに、とても懐かしく、「あ~帰って来た~!!」という感情になる不思議な空間。幸せです。
今日はチェンナイの家で作った料理を紹介します。
このナスの炒め物は、チェンナイの我が家の朝ご飯、イディリ(米粉と豆粉で作る蒸しパン)の付け合せです。
ナスがインド原産の野菜だという事はあまり知られていませんが、インド東部ベンガル地方の原産の野菜です。ここから、ビルマを経て中国に渡って行き、日本に伝わったのが奈良時代だそうです。そして、世界の各地でその土地にあったナスが育てられるようになり、数多くの品種が出来ました。日本のナスの種類だけでも沢山あります!!
今回、インドで見たナスは長いナス・小なす・まん丸いナスの3種類。
チェンナイのこの季節(2月)に良く出ているナスは、日本でいう小ナスを少し大きくしたナスです。
写真はチェンナイの台所で作っている所を撮ったものなのです。
下の材料は日本で作る時の量です。
材料 (日本で作る時の量です)
ナス(小) 5個 斜めに3~4cmに切る
ニンニク 5片
カレーリーフ ひとつかみ
玉ネギ(中) 半分を粗みじん切り
植物オイル 2 Table スプーン
マスタードシード 1 tea スプーン
チリパウダー 1/3 tea スプーン(少々)
塩 1 tea スプーン弱
タマリンドと水 タマリンド3cm角を50 ccの水に漬けて置く
又は レモン1/4を絞る、水は40cc
作り方
② 鍋に油を入れ火にかけ、マスタードシードを入れてパチパチさせて、
ニンニク、タマネギ、カレーリーフを鍋に入れ全体がブラウン色に成るまで炒める。
(マスタードシード、ニンニク、タマネギを炒める)
(カレーリーフも加えて炒める)
③ ナスと塩、チリパウダーを入れ、さらによく炒め。ナスが柔らかくなってきたら、水に漬けてあるタマリンドを良く絞り、絞った水を鍋に入れ、混ぜ合わせたら2分ほど鍋にフタをして中火で蒸らし、よく混ぜ合わせる。
(ナスをいれて炒める)
(出来上がり)
ポイント
☆ タマリンドの代わりにレモン1/4個を絞って入れ、水を40ccほど一緒に。
☆ 根気よく炒める。
☆ 塩味は加減して。
☆ 日本のナスはアクが強くないので水にさらさなくても良いかも。