チェンナイの家の朝食に作る定番のおかずです。ポテトフライとインディラ(我が家のクック)が呼びます。私はポテト炒めだと思うのですが、ムルテイーの家ではこれはポテトフライと呼ぶのです。
前回紹介したナスの炒め物同様にドーサ(米粉と豆粉で作るクレープ)やイディリ(米粉と豆粉で作る蒸しパン)などの付け合せで、サンバー(豆と野菜のスープ)と一緒に食べます。2011年にチェンナイの朝ごはんシリーズで、このポテトフライを紹介しましたが、今回はもっと簡単に作れるようにしました。
ポテトとタマネギの甘味を引き出す、ヒングはアサフェティダという北アフリカ原産の香辛料で、インド料理に良く使われます。(ヒングはサンスクリット語)
ヒングの匂いは結構強烈です。たとえて言うならニンニクをもっと変な臭いにしたような。
ですが油で加熱するとこの強烈な臭みが、タマネギを炒めたようなおいしい匂いに変わるのです。
甘味も出てこのポテトフライには欠かせません。
ネットで探すと簡単に買えますのでぜひ求めてください。
(カレーリーフも南インド料理には欠かせないハーブです。少量で売っていると良いのですが、もし手に入りにくければ私がお分けしますので連絡を下さい。)
(写真はチェンナイのキッチンで写したものです。)
材料は東京で作った時の分量。
材料
ジャガイモ 中3~4個
グリーンチリ 2本 刻む
生姜 3cm角 みじん切り
タマネギ 中玉半個 粗みじん切り
カレーリーフ(ドライ) ひとつかみ
マスタードシード 1 tea スプーン
塩 1 tea スプーン
ターメリック 少々
ヒング 1/3tea スプーン
植物オイル 5 table スプーン
作り方
② 鍋に油を入れ熱したら、マスタードシードを入れ、パチパチと跳ねてきたら、タマネギと生姜、カレーリーフ、グリーンチリ、ヒング、ターメリック、塩を入れ、色付くまで十分に炒める。
③ 色付いて来たら、茹でて潰したジャガイモを鍋に入れ良く炒める。ポテトに焦げ目がつくのを目安に炒める。
最後に鍋にフタをして、一瞬強火にしてから火を止め1分おいて出来上がり。
ポイント
☆ 良く炒める事。
☆ ポテトの焦げ目が美味しい。
☆ グリーンチリは冷凍保存できるので、2~3本をサランラップで巻いて冷凍庫で保存。
東京で作ったポテトフライです。
違いは、乾燥したカレーリーフを使っていることぐらいですが、フレッシュなカレーリーフはやはり香りが良いですね~。