旅行経路
1日目 関西国際空港よりムンバイへ
1月25日午前1時半、ムンバイ空港に着く。
チェンナイの主人の家に行くのだが日本―チェンナイの直行便は飛んでいない。ニューデリーかムンバイ経由もしくは東南アジアの都市経由になる。
去年はニューデリー経由でチェンナイに入ったので、今年はムンバイ経由で入ろうと成田=ムンバイのダイレクト便を調べるが、私達の日程の前後3日では空席は見つからず、どうにか日時が確保できたのが、羽田→関空→香港→ニューデリー→ムンバイだった。
若い時じゃあるまいし!こんな強行スケジュールで大丈夫なのか?マイルでの予約は思うように行かないのです。特にビジネスクラスは!「面白いじゃない!!」と主人は言いますが、「そうでしょうか?体力を温存して置いてくださいよ。」と答える私。私は出かける前々日と前日に整体を受け、万全の体制で臨んだのです。
怖い事に前日の天気予報は近畿、南九州、中国地方大雪・低音注意報がでています。「東京は大丈夫見たいね~良かった。」と思いましたが「あっ~関空から香港だった!!」とまた新たな心配が・・・。朝5時20分に車を頼んであります。何が起こるかわからないので早めに行く事にしました。
関西国際空港から香港へ
7時10分発ですがWiFiを羽田の国際線ターミナルで受け取り、国内線ターミナルに行くのですから。羽田でのチェックインでもひと悶着。バゲージはムンバイまでスルーでいけたのですが、香港~ニューデリーの搭乗券の発券ができないと言われました。「なぜ??」
「エアーインディアの端末にアクセス出来ないのです。」と言う。「香港でエアーインディアのトランスファーカウンターで搭乗手続きをして下さい。そしてバケージがムンバイまでスルーで行く事をちゃんと言ってください。」・・・出発から疲れがド~オ~と圧し掛かってきます。関空までの1時間10分のほとんど寝ていました。
関空のANAのラウンジでカレーライスの朝ごはんを食べながら、「雪が降っていなくて良かったね~とにかく香港はいけるわね。」と主人に言う。
「どうにかなりますよ!エアーインディアだってOKは出しているのですから~ダメなら今日は香港で泊まりましょう!!それも面白いじゃないですか?」
なんと前向きなお言葉!!成るようにしか成らないのが世の常ですから。
本当に今回は色々な事が一度に凝縮しています。
順調に飛べば関空~香港は4時間20分ですが、今日は偏西風が強く5時間近くかかるとの説明をアナウンス聞く。その代わり香港から関空は時間が短くなりますとも言っている。~言われなくてもわかりますよ!
「香港は何十年ぶりかの寒波がきています。香港の気温は朝の時点で3度です。」と機長が言っている。香港だけでなく、台湾も寒波襲来で大変な事になっているそうだ。日本だけではないのです。
関空~香港便でも私はミスを犯していた。前もって食事のリクエストを出しておいたのだ。今までした事の無い事をするとこうなる~の典型かも。ヴェジタリアンとインディアンヴェジを頼んでいた。勉強のためにと思ってしたのだが、「ねぇ~不味いのだな~」と主人。
「ごめん、取り替えてあげたいけれど、こっちも不味い!!」
「まあまあ~朝からピーナッツとシャンパンで良いではないですか」
関空でカレーライスを食べましたから、お腹はすいていませんし~でもついていない時は全てがこうなるのか~~
あとは心の待ちようで如何様にもなるでしょう!!楽しみましょっ!
シャンパングラスを片手に「オデッセイ」アカデミー賞7部門ノミネートを楽しく見ました。
定刻より30分送れて香港上空に。だがここからまた30分ほど上空を旋回する。滑走路が込んでいるとアナウンスがあり、続くのです色々と~
香港よりムンバイへ・・・続くのです、色々と。
香港のエアーインディアカウンターでは思いのほかスムーズに事は運び、シートも1Aと1Bの搭乗券が渡された。
「ようやくここからはスムーズに行きそうだわね!!」と私は喜んだ。
ラウンジは込んではいたが、美味しいそうな「フォーと骨付鶏の醤油煮」を見つけ、ビールで乾杯!!フォーの写真は、食べる事に気が行ってしまって~さっきの機内放送で言っていたとおり空港内も寒かった。
無事にエアーインディアに 乗り込みました。ビジネスクラスですがフラットシートで使えるスペースが大きくて最高です!~が・・・インドはどうして物を大事に扱わないのでしょうか?
目が慣れてくるとシートの生地は所々裂けているし、備え付けのテレビは壊れている。インド国内線でもエアーインデイアは汚いと言われているが、公共のものに対する考え方が良くないのかと常々思う。
たとえば、自分の家の前の掃除は綺麗にするが、公共の場では平気で物を捨てる。生ごみでも何でも平気で川に捨てる。川は何時までも汚い。この繰り返しだ。
話を飛行機に戻す。「ニューデリーまでゆっくり過ごせますね~」とその時、
反対側の席で赤ちゃんが泣き喚きだした。
赤ちゃんではない!3歳ぐらいの男の子だ!!
「えっ!嘘でしょ!ちょっと待ってよ。まだ離陸していないよ~」
やはり、ダメか~今回の旅はつまずいたままいくのね~耳栓を出そう!
結局最初から、途中2時間ぐらいは泣いていなかったようだが、着くまで泣いていた。うつらうつらしながら、泣き喚きだしたら目を覚ましの繰り返しでニューデリーに到着。
ところで・・・今回の機内食は全滅でした。
ニューデリーからムンバイは何事もなく2時間30分のフライトでした。
夜中の1時半にムンバイに着き、ホテルの迎えの車に乗り、ムンバイの定宿トライデント・ナリマンポイントに無事到着。東京の家を出て丸1日の旅がおわります。
続く