旅行経路
チェンナイの日常
チェンナイの家と庭
チェンナイの家は樹木が多い。今はまだ冬の終わりの季節で花はほとんど咲いていない。通年で咲く花はブーゲンビリア、ブッダツリーぐらいだ。
ブーゲンビリア
通年で咲くブッタツリー ブッダの花
これが夏になると庭は花が咲き乱れる事になる。大きなアーモンドの木は白い可愛い花で覆われ、見事な大きな白い塔になる。
アーモンドツリー アーモンドの実
残念な事と言えば、ジャスミンの木は塀を拡張するので切り倒してしまった。「植え替えればいいものを」とみんなが怒っている。
家の庭に咲く花
コレッパという名前の木は、しだれ柳よろしく枝が垂れている。後10日も過ぎれば小さな白い花がコレッパ一面を覆う。白い滝のように美しいコレッパ棚になる。その下で飲むコーヒーも格別だ。
コレッパ
名前は忘れたが、クリシュナ神がお祈りをするのがこの木だ。
クリシュナ神の木
ユーカリもある。ユーカリの葉を茹で、その蒸気を吸い込むと気管支の病気に良いと家の者はやっている。
ユーカリ
この庭で朝7時頃にコーヒーを飲む事から一日が始まる。
1日の始まりはこのコーヒーから
チェンナイの家で過ごす朝
3月から本格的な暑さが始まる。4月5月6月はHottest(すごく暑い)、7月8月9月10月はHotter(とても暑い)、11月12月1月2月がHot(暑い)と呼んでいるらしい。
2月初旬の朝7時頃は涼しく気持ちが良いが、真夏になれば朝6時頃までが気持ちの良い朝で、7時になるともう暑くなる。そのぐらい暑さが違うのだ。
朝のコーヒーを飲み部屋に戻る。PCで事務所と打ち合わせがあればやり、メールのチェック、数字の確認などをする。こちらの7時半は日本では11時だ。
8時半ごろからキッチンに行く。クックのインデイラの朝ごはん作りを撮影したり、一緒に作ったりと私のライフワークである「インドお家ご飯」の勉強をする。
この家のキッチンは古い。だがこの家を建てた55年前は斬新な建物だったろうと思われる。言葉は悪いが出来損ないのガウデイーをちょっと真似てみたらこの様に~・・・こんな事言ったら怒られるが。
キッチンも洗い場は外付けで、もちろん屋根は付いている。今はガスコンロがあるが、当時、薪で料理をしていた頃はこの外付けの場所に釜があったそうだ。
キッチンの様子 外付けのキッチン
インディラが料理をしている様子を紹介します。
ココナッツチャツニ 手際よく作ります
イディリを蒸す様子 トマトチャツニ
我が家の ”ポテトフライ”
「アイヤ(旦那様)、ご飯ができましたので~ダイニングに入らして下さい~」とインデイラが主人を呼びに良く。私達が食べている間、何かと世話を焼く。
ドーサイを焼いている様子
「ドーサイが焼けました。さあ食べて下さい。」と主人に促される。
「一枚残っているから、いらない。」と言うと、皿の上のドーサイを取り、焼き立てと取り替える。
キッチンに戻りまた焼き始めるので「私はもう要らないから~」と言うが聞く耳を持たない。
だから、私はお腹がいっぱいになった時点で「ごちそうさま~」と言いながら部屋に戻る。残された主人は私の倍は食べて部屋に戻ってくるのだった。
今日の朝ごはん
続く