インド滞在記2017

インド滞在記2017① 「ムンバイの焙煎コーヒー」

旅行経路

ムンバイの焙煎コーヒー

今年のインドもスタートはムンバイからだ。
ANA829便で成田からムンバイへ。デリー便は夜中にデリー着が難点だ。ムンバイ便は夕方に着くので国内線に乗り換えるにしても問題なく出来るのが良い。と言うわけで私はムンバイ便を利用する。
ANAのムンバイ便は去年秋ごろから新しい機種が運行され、ビジネスが要約一人使用になった。物を置くスペースが広く、モニターの画面も大きく快適になっていた。
ムンバイの宿はいつものトライデントホテル。使い勝手が分かっているホテルが楽なのでここを使う。

店の名前は『Blue Tokai』ブルートカィという。デリーに1号店がありムンバイは2号店らしい。
店のある場所はウォーリーと呼ばれる地区で元々は製紙工場や倉庫のあった場所。煉瓦で造られた建物がまだ残っている。そこでNYのソーホーのようにアーティスト達がショップを作り始めたようだ。何気にインドとは違うどちらかと言うとイギリスの匂いがする場所だった。

 
店も煉瓦の建物を使用している。カフェから隣の焙煎する場所がガラス張りで見る事が出来、焙煎している間芳しい珈琲の香りが店中に漂いだす。
 
メニューには珈琲豆の産地と同じ産地でもどこそこのファームの豆で特長はどうだとか書いてある。やはりほとんどの豆はチクマガル産だった。ファームも幾つもあることが分かる。
インドは珈琲豆生産量世界5位を誇る。南インドの高原はドンピシャにコーヒーベルトにかかっている。紅茶栽培よりずーっと前からコーヒー栽培は行われていた。特に南インドはコーヒー文化が育まれているので、チェンナイの家ではコーヒーしか飲まない。朝も午後もコーヒーだ。コーヒーを淹れる器具も独自の物がある。
このブルートカイのメニューから私は南インド珈琲を主人は3種類の利き酒ならぬ利きコーヒーセットを注文。
 
さすがに挽きたての珈琲は香りが違う。濃厚なミルクに濃く淹れた珈琲は南インド珈琲の特色を十分に出している。とても美味しく頂いた。主人の利き珈琲も個々の特徴が良くわかる、店のコーヒーに自信がないと出せないだろうと思った。
インドの若者はこれから食の世界でも色々な試みを始めるのだろうな~と感じる。
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