旅行経路 |
マドゥライからタンジョール
5月19日 ☆マドゥライの町の歴史について 紀元前から栄えており、パーンデイヤ朝の首都である。パーンディヤ朝は紀元前3世紀頃から(途切れながらも、16世紀頃まで続く)南インド南端部で繁栄したヒンドゥー教王朝。ギリシャからの使節団も来ていたと~考証されている。南インドの古都であり、南インドの商業の中心地でもある。現在もタミル・ナードウ州の南の拠点だ。 今日はタンジョールに向う。マドゥライから2時間ほどのドライブだと聞くが、3時間はかかると思う。インドの後10分で行きます~は後30分と思ったほうが良い!もう10年も毎年インドに足を運んでいればわかる。インド人はもちろん全てとは言わないが、時間にルーズだ。 |
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この寺のご本尊はシバ神だ。シバ神の乗り物(忠実な供)であるナンディの堂もある。巨大なナンディは一枚石を彫ったそうだ。 |
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敷地の真ん中に本堂があり、その周りを石造りの回廊が回っている。 |
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その回廊の中には何十ものシバ神のリンガが祀られている。リンガとはサンスクリット語でシンボルの事だが、ヒンドゥー教ではシバ神の男根をさす。リンガ信仰も盛んなのだ。ナンディがリンガに向って座っているので、私達にはお尻を向ける形となるが、その姿がまた何ともいえない愛くるしさがあるのだ。 |
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本堂のご本尊の前まで来ると僧侶が祈りを奉げてくれる。私はお賽銭として500ルピーをそっと盆に置くと、僧侶が奥に入れという。お賽銭の効き目か~奥で私達のためだけに祈りを奉げてくれる。私は心の中で「アジャンタも60年を迎えることが出来たこと、これからも末永く繁栄することを祈る」 そろそろ外も暑くなって来た。裸足の足の裏に熱さが感じるようになったところで引き上げることにする。 |
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