インド滞在記

インド滞在記 11

週末はホテルへ

今回9月19日(月)からチェンナイの生活が始まった。雨季も終わりこれからチェンナイも良い季節に入る。彼らに言わすと12月と1月が1年でもっとも良い季節だそうだ。

一度12月の中旬過ぎから年明けまでインドに滞在した事があったが、確かにしのぎやすかった。
特にチェンナイは、湿気が少なく暑さも程良い。程良いとはプールサイドで過ごせる気温はあるという意味だ。泳ぐのが好きな私はホテル滞在中、半日はプールサイドで過ごしたい訳であるゆえ、水着(半裸)で居られる気温は欲しいのです。

でも地域による。南インドは水着で気持ち良くすごせるが、インドは大きい!!
この時期のニューデリーは結構寒かった記憶があり、長袖にカーデイガンを着ていたと思う。ニューデリーのホテルのプールは寂しく景色の一部になっていた。

チェンナイに滞在している時の週末は、いつもホテルに泊まる。どうしてか??私の理由はゆっくりとお湯に浸かって足を伸ばしたいから。
家にはバスタブが無い、シャワールームは広くて良いのだが、贅沢と言われればその通り。だが道中は長い、疲れを溜めるとロクな事にならない事は前にも言っているとおりである。ゆえに、取れる疲れは取らなくては!!!と。

主人の理由は違う。家ではなかなかプライバシーが取りにくい。家に居る時はたえず誰かしらが部屋のドアをノックする。酷い時は5分、10分ごとにトントントントンとドアを叩く。「1回で用事をすませろって」言いたくなるほど、いちいち、いろんな事を聞いて来る。

サーバントの気持ちは、いちいちお伺いを立てているその事自体が、仕事をしていると言う事になるのだろうが….
おちおちパンツ一丁になんてなっていられない・・・主人ですよ!!(私も、か)。

それに、誰かしら訪ねてくる。
おしゃべり大好きインド人ですから、主人が来ていると、誰かれとは無しに耳に入るらしい。話しだすとまた長い、それが主人には辛いのだと思う。
リビングで話をするのだが、リビングの窓や入口は、開け放されているホールみたいな感じだから!!とても良く蚊に刺される。主人は蚊が大嫌いだ。好きな人はいないと思うが、彼はとにかく蚊が嫌い。話が終わって部屋に戻って来ると、「ああ~また何か所も蚊に刺された」とぼやいている。

もちろん、虫よけスプレー、クリームは必需品で持って来ていますが、客が来たら「ちょっと待って」スプレーしてからなんて、ついつい忘れてしまうようで…….

と言う訳で週末はホテルに避難するのです。

何時も利用するパークシェラトンに予約をいれたが満室との事。残念!!ここのプールも良いのです。
ムンバイのクリケットチームがチェンナイに試合で来ている。そのチームがパークシェラトンに泊まっているので、ホテルが込んでいるらしい。追っかけ美女たちもイッパイ。ホント、ここはどこ?インドですか?変わりましたね!!!追っかけですよ!!
でもクリケットの選手はハンサムで素敵、人気があるのもうなずけます。カッコいいんです!!!とっても。

クリケットはインドでというよりはコモンウェルス(英連邦)の国で大変な人気で、サッカーより人気は高いかもしれない。私もオーストラリアに住んでいた事があるが、オーストラリアでもすごく人気があった。競技時間が長く、本当に長い。途中でTea Timeを取っていた様な記憶がある?確かではないが。とにかくプレイ時間が長いスポーツだ。

パークシェラトンが取れなかったので、家の近所のレインツリーホテルに泊まる事にする。
パークシェラトンもレインツリーも家と同じ地区。歩いて行ける距離なので何かと便利。
この地区は高級住宅街で朝の散歩も気持ち良くできるのが気に入っている。

昼過ぎにホテルにチェックイン。

部屋は10階のスイートルームベッドルームリビングルームが付いている。
パークシェラトンの普通のチャージで、このホテルだとスイートルームに泊まれる。
このホテルはこじんまりとアットホームだし、近所は高級住宅地なので散歩も楽しめそうでうれしい。
10階建の10階なので眺めも良いし、部屋が広々としているのが最高!!!!

「今日のディナーはどうする?」と私が聞く。

「州観光局の人にサニーと会うから、一緒にいく?」と主人。

「行かない、私はルームサービス取って、ゆっくりする」

「でも、きっと食事はここのホテルの屋上プールサイドレストランだよ」

「行かない」
たまには、インド人を見ない一時が欲しいのだ、チャンチャン

とは言わないが、たまにはゆっくりインドのTVでも見ながらの食事、最高ではないか!!
ここのホテルのビリヤニがまた美味しい。

((ビリヤニとはイスラムの炊きこみご飯で、砂漠の民はお祝い事や遠方からの客が来た時に、大鍋で羊を潰してご飯を炊くそうだ。
インドもムガール帝国からイスラムの人々が入って来ている。
ビリヤニの発祥地はハイデラバード(アンドラプラデーシュ州の州都)南インドです。
あ~ムガール帝国はここにも来ていたのか!!
今やハイデラバードビリヤニと呼ばれ、ビリヤニと言えばハイデラバード!!))

私は玉子ビリヤニカリフラワーのポタージュをルームサービス。

まあーなんと量の多い事、ポタージュにパンが沢山付いている。
ビリヤニにはライタ(ヨーグルトにキュウリとオニオンが混ぜ合わせてある)が当然ついている。それとは別にトマトチャツネも付いてきた。

ひとりで食べる楽しい美味しいディナーでした。

インドのTVの事は今度じっくり書きます。とても面白いし、チャンネルの多さなどなど….

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