ビリヤニはペルシャから中央アジアを経てムガル人(イスラム教徒)がその当時ヒンドウスターンと呼ばれていったインドに伝えた料理の一つでプラオ(ピラフ)(炊きこみご飯)と言う名前がムガル帝国の時代にインド風になりビリヤニと呼ばれる様になった。
プラオは香辛料の香りと米の甘みが料理のポイントだったらしいが、ビリヤニは香辛料をたっぷり使うスパイシーな料理になっている。
ビリヤニもいろいろなレシピがあるが、きょうは昔ながらのビリヤニを作ってみたい。
材料 (4人前程)
チキンモモ肉 今日は630g(モモ肉2枚)
600~700gまでOK
マリネの材料
生姜 1片(2~3㎝)すりおろす
ニンニク 5かけ すりおろす
青唐辛子 2本(真ん中に切れ目を入れておく)
レモン 1/4個 絞る
コリアンダーパウダー teaスプーン1杯(軽く山盛り)
カルダモンパウダー teaスプーン1杯(軽く山盛り)
クミンパウダー teaスプーン1杯(軽く山盛り)
クローブホール 4個
シナモンステイック 2~3㎝
塩 teaスプーン1杯強
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ボールに全ての材料を入れて混ぜ合わせる。
その中に鶏肉を入れてなじませて、サランラップをかけて、冷蔵庫で一晩ねかす。
炊きこむ材料
赤色か黄色のレンズ豆 100g(10分位水に浸けてから水気をよく切っておく)
玉子 4個 (茹でておく)
新じゃが 6個 (軽く茹でてから皮ごと色良く揚げておく)
玉葱 2個 (スライスにする)
サフラン 2本~3本を温めた牛乳(50cc)に浸しておく
ヨーグルト(マリネ用) 1パック(450g)200g~250g使用
(ヨーグルト)
(残りのヨーグルトでライタを作る)
ミント 2~3本
アーモンド 50g(熱湯に20分浸けてから皮をむき、刻む)
バスマティライス 300g(10分位水に浸けてから水気を切っておく)
塩 少々
水 1.5ℓ
シナモンスティック 2センチ
クローブ (ホール) 2本
カルダモン(ホール) 2個
作り方
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バスマティライスを水が鍋で沸騰したら、スパイスと一緒に5~6分程炊いて(蓋はしない、)ざるに上げておく。
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サラダ油大さじ4杯でスライスした玉葱の1.5個分をキツネ色になるまで炒めておく。
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残りの玉葱1/4はアーモンドナッツと一緒に大さじ1のサラダ油で炒めておく。
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冷蔵庫からマリネしたボールを出して、ヨーグルトと牛乳に浸したサフランを入れて良く混ぜ合わす。(牛乳が綺麗な黄色になります)
(1晩マリネしたチキンにサフラン、炒めた玉葱、ヨーグルトを入れ混ぜる)
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炒めた玉葱もマリネに入れて混ぜ合わす。
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大きめのキャセロール又は土鍋を用意し、鍋の底にマリネした鶏肉をいれる。肉の間に揚げたジャガイモと茹で卵も入れる。
(鍋にマリネした鶏肉と茹で卵、ポテトを入れる) -
ミントの葉を散らす。
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50ccの水を振りかけ、蓋をして強火で3~4分、その後50分弱火で炊く。
(炊きあがり)
炊きあがったら、蓋をとり5分ほど置いてから、なべの底から混ぜ合わす。
ポイント
★下準備がとても大事です。
★マリネしたチキンは料理する1時間前に冷蔵庫から出しておく。
★鍋に蓋をして炊きだしたら、最後まで蓋は取らないでね。
★鍋の底が焦げますが気にしない。
★残ったヨーグルトにキュウリを小さな角切りにして混ぜ合わせて
ビリヤニと一緒に食べると美味しいです。(たまねぎやトマトを刻んで入れてもOKです)レモンも添えて。